お腹いっぱい。
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「うちのベッドはセミダブル」
と母が言ったとき、
セミを蝉としか認識できなかった
幼く無知で青い果実のような
あの頃のわたくしを思い出すうちに、
セミがらみのものを
いろいろ思い浮かべて
楽しくなっていた。
蝉ダブルははははは蝉。
蝉ダブル………真夏の不快指数を上昇させる倍の鳴き声。
蝉リタイア……あー俺もうセミやめる!
蝉プロ…………オレ蝉やってかれこれ7年なるよ
蝉オートマ……勝手に動きまわる蝉。
(普通の蝉だ)
蝉オーダー……色は明るい青、羽根は6枚にしようかな。
かしこまりました。
蝉ファイナル…5年とか長い地下生活ののち
地上の数週間をへて
今まさに死への階段をのぼる蝉。
PCに打ち込んでるうちに
なにが楽しかったんだか
わかんなくなってきたので終了。